代表チームに関するルールの変更を検討しているFIFA 写真提供:Getty Images
FIFA（国際サッカー連盟）が代表チームに関するルールの改定を検討しているようだ。20日、英メディア『ロイター』など複数メディアが報じている。
現行の制度では、代表国のA代表戦に出場すると以降は代表国を変更できないことになっている。しかし、FIFAは世界情勢なども鑑みてA代表デビュー後も代表国を変更できるようにルールの改定を検討しているようだ。
北中米カリブ海サッカー連盟会長ビクター・モンタグリア氏は「世界は変化し、移民もまた変化している。長期に渡る様々な問題が起きている」と語り「アフリカでは世界中で国籍問題が起きており、試合の整合性を損なわないような解決策があるか検討する良い機会だ」と述べている。
代表国の変更が可能となれば多くの選手がその権利を行使する可能性もある。また、複数国籍をあえて取得する選手もいるだけに今回のルールの適用には慎重を期すべきだろう。最終的にFIFAはどのような決断を下すのだろうか。
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