セリエA ミラン

モンテッラ監督、ファンやクラブ首脳陣にサポート要望か。ダービー敗戦後の初戦でも勝利飾れず

 ミランのビンチェンツォ・モンテッラ監督はファンやクラブ首脳陣に対してサポートするよう求めているようだ。20日、イタリア『スカイスポーツ・イタリア』が伝えている。

 ミランは日本時間の今日未明に行われたUEFAヨーロッパリーグ・グループステージ第3節AEKアテネ戦でスコアレスドローに終わっている。サン・シーロで行われたこの試合では、観客数がわずか17000人にとどまったようだ。試合後、モンテッラ監督はメディアインタビューで、「今晩は難しい試合だった。もし我々が勝利を手にしていたらスタジアムの雰囲気もまた違ったものになっただろう」とこの一戦を振り返っている。また今のチームの現状に関連して、「今のような難しい時期に、ファンやクラブは選手全員を含めた我々を攻撃するのではなくサポートしてほしいと思っている」というコメントを残している。

 ミランは先日のミラノダービーで2-3と敗れ、首位から勝ち点12差の10位と苦しい現状に立たされている。また現状の成績を踏まえてクラブ首脳陣がモンテッラ監督のシーズン途中で解任する可能性についても噂されている。