スローな立ち上がりを見せたハイチに対し、日本代表はスムーズなダイレクトプレーから効果的な攻撃を仕掛け、試合の流れを引き寄せ、2-0でリードしていた。彼らは多くのチャンスを作り出し、ハイチ代表にとっての脅威となっていた。
「我々はかなり早い時間に追加点を奪ったことで、変な余裕が生まれてしまった」とGK川島永嗣に代わり、久々に先発出場を果たした東口順昭は語った。
「おそらく少し緊張が解け、失点を許してしまった。それから、ペースを取り戻すことができず、効果的なプレーができなくなってしまった。それがこの試合の全てだったと思う」
ナゾンも東口の意見に同意し、前半28分に小林祐希と昌子源の間を抜けたパスから東口と1対1になったケヴィン・ラフランスが決めたゴールが後半の巻き返しのカギとなったと感じたようだ。
「私は前半のうちに1点返せたことが我々を救ったと思う」とコベントリー・シティのストライカーは話した。「何が起こるかはわからないのがフットボールだが、仮に我々がゴールを決めていなければ、非常に厳しい後半戦となっていただろう」
ラフランスのゴールは日本代表の自信を打ち砕き、後半開始わずか8分で素早いフリーキックのリスタートからカルレンス・アルカスのクロスをペナルティエリア内でナゾンが合わせ、ハイチ代表は2-2の同点に追いついた。
コメントランキング