セリエA ミラン

ミランのモンテッラ監督、ダービーの重要性語る「勝てるならオウンゴールでもいい」

 不調にあえぐミランは15日のセリエA第8節で宿敵インテルと対決する。ビンチェンツォ・モンテッラ監督がこのダービーへ向けて意気込みを語った。10日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。

 ダービーの結果次第で解任の可能性が報道されていたモンテッラ監督だがマルコ・ファッソーネCEOが会見でそれを否定している。しかしそれが否定されようとミランにとってそして同監督にとってデルビーの重要性はかわらない。

「ダービーは極めて重要な試合だ。絶対に勝たなくてはいけない。いいプレイをすることで勝利できるほうが望ましいが、勝てるのならばオウンゴールでもかまわない」

 現在国内で2連敗中と不調のミラン。モンテッラ監督はこのデルビーで勝利し嫌な雰囲気を払拭し、復調への弾みにしたいと考えているようだ。

「他の試合にも言えることかもしれないが、ダービーは(復調できるかの)別れ道になると思う。納得のいくプレーを選手達には期待している。ローマ戦のプレーにゴール近くでのアグレッシブさを足したようなプレーだ」

 このように意気込みを語った同監督だが戦術的な面では未だ完全に決定はできていないようだ。代表召集され現在不在の選手が多いためだ。

「今日いえるのはダービーにはボナベントゥーラとスソがスタメンだということだ。ミラネッロに現在いる選手が少ない。(選手が戻る)明日から評価し決定することになるだろう」