ラ・リーガ レアル・マドリード

モウリーニョ、レアル時代に脱税疑惑。スペイン検察が出廷命令

マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督も税に問題を抱えているようだ。29日、英紙『ザ・サン』が報じている。

 モウリーニョ監督はヨーロッパ各国のクラブを渡り歩き数々のタイトルを手にしてきた。そのひとつであるレアル・マドリードでは2010年から2013年まで指揮をとっていた。その期間中の2011年に140万ポンド(約2億1000万円)そして2012年に150万ポンド(約2億2500万円)の脱税容疑が同監督にかかっており、出廷命令が出ているというのだ。

 モウリーニョ監督へは2014年に同様の容疑がかかっており、同監督は約100万ポンド(約1億5000万円)の罰金を払っている。今回の容疑はその際に提出したとされる情報に誤りがあったためとされる

 出廷は11月3日になるが、これはアウェーのスタンフォード・ブリッジスタジアムのチェルシー戦の2日前であり、同監督のスペインでの出廷はチームにとって、作戦面そして精神的な意味でも大きな痛手になる。

 なおモウリーニョ監督は6月に告訴が発表された際、すでに全額納税しているとこの容疑を全面的に否定している。