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中国で苦しむテベス「彼は健全な競争の中でスタメンには入れないことを自覚している」

 中国1部上海緑地は元アルゼンチン代表FWカルロス・テベスがリザーブチーム降格を拒否したという一部報道を否定した。27日、スペイン紙『アス』などが報じている。

 テベスは昨年12月にアルゼンチンのボカ・ジュニアーズから上海緑地に移籍。世界最高年俸といわれる3840万ユーロ(約51億円)を受け取っているが、ここまで13試合3ゴールと全く期待に応えられていない。

 先日、「クラブはテベスにリザーブチームでプレーすることを指示したが、本人がクラブの要求を拒否した」と報じられたことでサポーターからの批判がより一層強まっていた。

 この報道に対し上海緑地は「真実ではない」と否定。しかし、クラブ広報は「彼は健全な競争の中でスタメンに入れていないことを自覚している。我々のクラブには現在5人の外国人選手が在籍しており、テベスがプレーするためには彼が持つ本当の実力を見せなければならないだろう」と発言。クラブはテベスの奮起に期待しているようだ。