ラ・リーガ セビージャ

クロップ監督、リバプール弱点の守備組織について語る「新戦力加入が解決策とはならない」

 リバプールのユルゲン・クロップ監督がチームの弱点である守備組織の改善について語った。14日、英紙「インディペンデント」が報じた。

 リバプールは13日、チャンピオンズリーグ初戦でセビージャと対戦した。しかし大敗を喫したプレミアリーグのマンチェスター・シティ戦と同様に守備の穴が露呈。2-2で引き分けている。

 前節での大敗を払拭したかった同チームだが、この試合で前半5分クロアチア代表DFデヤン・ロブレンのミスをつかれ先制点を決められる。そして同点に追いつき、新加入のエジプト代表FWモハメド・サラーの得点でリードを奪う。後半にはいってまたしても守備の不注意をつかれ同点弾を決められた。

 これを受け、クロップ監督は今夏の移籍市場でオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイク獲得失敗の影響は少なからず認めたものの、新戦力加入がすぐ守備改善にむすびつくものではないとしている。

「もし、守備の様々な問題が一人の選手の加入によってなくなるというのなら、もちろん私たちはすべての移籍市場の資金をつぎ込み何とか彼を獲得していたよ。しかし、私たち全員に改良の余地があるんだ」

「ゲームを支配し、簡単なゴールを許さないようにしなくてはいけない。今回はゲームを支配することはできたが、守備はもう一度見直さないといけない。守備のすべてが間違ってるわけではないが、改善の必要がある」