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リバプール、クロップ監督が移籍金高騰の現状を危惧「メッシも移籍の可能性が」

 リバプールのユルゲン・クロップ監督はバルセロナのリオネル・メッシも契約解除金が支払われれば移籍する可能性があると語った。11日、イギリス『Squawka』が報じた。

 先日、ブラジル代表FWネイマールは契約解除金2億2200万ユーロ(約290億円)でパリ・サンジェルマンへ移籍。ネイマール以前の史上最高金額はマンチェスター・ユナイテッドMFポール・ポグバの8900万ポンド(約127億円)であり、これまでの約2倍の移籍金額が投じられた。

 PSGにネイマールを奪われた格好のバルセロナは、現在リバプールのブラジル代表FWフィリペ・コウチーニョに接近中。リバプール指揮官のクロップ監督は今後、さらに移籍市場が高騰することを危惧している。

「今まで不可能と思われたことが可能になっている。バルセロナのメッシの契約解除金は3億ユーロのようだ。一ヶ月のうちに突然(高額の契約解除金を支払っての移籍が)可能に聞こえるようになった」

「ビッククラブは移籍金の上限をどこで決めれば良いのだろうか。1億5000万ユーロなのか、5億5000万ユーロなのか、それ以上にすれば誰も不満を言うものはいないだろうか。このトピックは史上初めて起こりえたものだ」