ブンデスリーガ ラ・リーガ

バルサ移籍に向けてドルトムントの新星が強硬手段か。クラブの対応に憤慨

 ドルトムントに所属するフランス代表FWウスマン・デンベレが、バルセロナへ移籍するために強硬手段に出たようだ。12日、ドイツ『キッカー』など複数メディアが報じている。

 昨シーズン、フランスのレンヌからやってきた20歳のデンベレはドイツ初挑戦ながら10ゴール21アシストを記録。巧みなドリブルと素早さで相手を翻弄する同選手にビッグクラブから熱い視線が注がれている。

 その中でも、ネイマールをパリ・サンジェルマンへ放出したバルセロナが後釜として獲得を熱望しており、すでにオファーを提示したと言われている。しかし、ドルトムントは一貫して放出を拒否。これを受けて、同選手はまさかの行動に出た。

 デンベレは10日の練習を無断欠席し、更に電話に一切出なかったのだ。思わぬ形で移籍希望を直訴されたクラブはこの行為を重く受け止めており、週末のDFBポカール(ドイツ国内カップ戦)のメンバーから外す決定を下した。しかし、同選手は現在も移籍に向けて楽観的に考えていると言われており、今後の動向に注目が集まっている。