フィオレンティーナ ローマ

ユニフォームからスーツへ。トッティ、ルイ・コスタ、クライファートらクラブ幹部に参画したレジェンド7選

パトリック・クライファート(元パリ・サンジェルマン スポーツディレクター)

パトリック・クライファート 写真提供:Getty Images

名前:パトリック・ステーフェン・クライファート
現役引退年:2008年

経歴(選手時代)
1994-1997 アヤックス
1997-1998 ミラン
1998-2004 バルセロナ
2004-2005 ニューカッスル
2005-2006 バレンシア
2006-2007 PSV
2007-2008 リール

獲得タイトル
CL(1994/1995:アヤックス)
ラ・リーガ(1998/1999:バルセロナ)
エールディビジ(1994/1995、1995/1996:アヤックス 2006/2007:PSV)

経歴(現役引退以降)
2010-2011 NECナイメヘン アシスタントコーチ
2011-2013 トゥウェンテU21 監督
2012-2014 オランダ代表 アシスタントコーチ
2015-2016 キュラソー島代表 監督
2016-2017 パリ・サンジェルマン スポーツディレクター
2016-   キュラソー島代表 戦略アドバイザー

 アヤックスの下部組織出身で1994年に18歳でトップデビューを果たしたクライファートは、デビュー1年目からCL制覇を成し遂げるなど、ファン・デル・サールとともにアヤックスの黄金期を支える。

 その後、1997年にミラン加入もピッチ外でトラブルを起こしたこともあり、わずか6ゴールに終わると翌年にバルセロナへ移籍。そのバルセロナでファン・ハール監督との再会を果たしたクライファートは4シーズン連続で公式戦20ゴール以上をあげる。しかし欧州の舞台で結果を出せない責任をとる形で2000年にファン・ハール監督が辞任すると、これを境にクライファートも徐々にクラブ内での序列が下がり2004年に退団。その後はアヤックスのライバルであるPSVも含めクラブを転々と変え、2008年に現役引退している。

 引退後は主に監督やコーチの経験を積んでいたが、2016年にPSGのスポーツディレクターに就任。しかし今夏に就任からわずか1年でPSGを離れている。

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