ラ・リーガ ブンデスリーガ

本田、ベッカム、フィーゴ…サッカー史上、最も“高価な”ゼロ円移籍10選

2位:ミヒャエル・バラック(3500万ユーロ)

チェルシーのミヒャエル・バラック 写真提供:Getty Images

名前:ミヒャエル・バラック
クラブ:バイエルン⇒チェルシー
市場価格(移籍当時):3500万ユーロ(約45億円)
年齢(移籍当時):29歳
加入日:2006年7月1日
 
 バイエルンで3度にも及ぶ国内2冠達成に大きく貢献していたもののCLタイトルとは縁のなかったバラックは、2006年の自国開催であるワールドカップに主力として出場も準決勝でイタリアに敗れ、2002年の準優勝に続いてまたもタイトルを逃す。これを機にバラックはビッグタイトルの獲得を熱望し、新天地を求めて2006年夏にチェルシーに加入。そのチェルシーでも中盤センターのポジションを確固たるものとしたものの、CLでは2008/2009シーズンの準決勝バルセロナ戦で不運な判定に泣かされるなど、チェルシー在籍時もビッグイヤーを掲げることはできなかった。

1位:ロベルト・レバンドフスキ(5000万ユーロ)

バイエルンに加入したロベルト・レバンドフスキ 写真提供:Getty Images

名前:ロベルト・レバンドフスキ
クラブ:ドルトムント⇒バイエルン
市場価格(移籍当時):5000万ユーロ(約65億円)
年齢(移籍当時):25歳
加入日:2014年7月1日

 ロベルト・レバンドフスキはポーランドのレフ・ポズナンから2010年夏に移籍金わずか475万ユーロ(約5億円)でドルトムントに移籍した。加入1年目からのブンデスリーガ連覇に貢献したレバンドフスキは、2012年に早くもバイエルン移籍の噂が流れるもののドルトムントがバイエルンへの売却を断固拒否する姿勢を打ち出す。しかし年俸面でクラブ側と折り合いがつかなかったレバンドフスキはメディアを通じてドルトムント幹部を批判するコメントを出すと、クラブとの契約延長を却下。結局ドルトムントは2014年夏にフリーで宿敵バイエルンへの移籍を許すこととなった。

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