ラ・リーガ アーセナル

世界で最も“大金を動かした男”たち。サッカー史、累積移籍金トップ10

2位:ズラタン・イブラヒモビッチ(1億4374万ポンド)

マンチェスター・ユナイテッド時代のズラタン・イブラヒモビッチ 写真提供:Getty Images

名前:ズラタン・イブラヒモビッチ
年齢:35
移籍回数(移籍金発生時のみ):7
主な移籍
・アヤックス⇒ユベントス(2004年8月31日 1360万ポンド)
・ユベントス⇒インテル(2006年8月10日 2108万ポンド)
・インテル⇒バルセロナ(2009年7月27日 5908万ポンド)
・バルセロナ⇒ミラン(2011年7月1日 2040万ポンド ※完全移籍時)
・ミラン⇒パリ・サンジェルマン(2012年7月18日 1785万ポンド)

 2004年夏にアヤックスからユベントスに加入したイブラヒモビッチだったが、ユベントスのセリエB降格を受け、約37億円で宿敵インテルへ移籍。そのインテルでスクデットを手にするも、国外移籍を熱望していたイブラヒモビッチは2009年夏に約59億円という高額な移籍金に加えてサミュエル・エトーとのトレードでバルセロナ加入を果たす。ところがバルセロナでジョゼップ・グアルディオラ監督との確執が表面化。わずか1年での退団を余儀なくされ、ミランへのレンタル移籍でセリエAに復帰するも、ミランが巨額な赤字を計上したことで2012年夏にPSGへ加入。その後はフリーでユナイテッドに1年契約で加入するも今年4月に右ひざを負傷したことでユナイテッドを退団。現在はフリーとなっており、次の所属先に注目が集まっている。

1位:アンヘル・ディ・マリア(1億5215万ポンド)

パリ・サンジェルマンのアンヘル・ディ・マリア 写真提供:Getty Images

名前:アンヘル・ファビアン・ディ・マリア・エルナンデス
年齢:29
移籍回数(移籍金発生時のみ):4
主な移籍
・ベンフィカ⇒レアル・マドリード(2010年7月1日 2805万ポンド)
・レアル・マドリード⇒マンチェスター・ユナイテッド(2014年8月26日 6375万ポンド)
・マンチェスター・ユナイテッド⇒パリ・サンジェルマン(2015年8月6日 5355万ポンド)

 ベンフィカで欧州キャリアをスタートさせたディ・マリアは、2010年の南アフリカワールドカップ出場後に約41億円で加入。4年連続で2桁アシストを記録するなど主力として結果を残すも、フロレンティーノ・ペレス会長との不仲が噂され、2014年夏に当時プレミア史上最高額となる約115億円でユナイテッドに加入。しかしそのユナイテッドではチームが混迷期であったことも影響して、思っていたより出場機会が伸び悩むと同時に英国での生活に慣れず、わずか1年で退団。クリスティアーノ・ロナウドに続いてユナイテッドのクラブ史上2番目に高額な約85億円でPSGへの加入を果たす。ただ今夏もクラブを変える可能性があるものとみられており、先日はバルセロナへの「禁断の移籍」が噂されていたものの、本人がこれを否定している。

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