チェルシー セリエA

世界で最も“大金を動かした男”たち。サッカー史、累積移籍金トップ10

4位:ハメス・ロドリゲス(1億849万ポンド)

レアル・マドリードのハメス・ロドリゲス 写真提供:Getty Images

名前:ハメス・ダビド・ロドリゲス・ルビオ
年齢:25
移籍回数(移籍金発生時のみ):4
主な移籍
・ポルト⇒モナコ(2013年7月1日 3825万ポンド)
・モナコ⇒レアル・マドリード(2014年7月22日 6375万ポンド)

 ポルトで国内3冠達成に貢献したハメス・ロドリゲスは2013年夏にポルトの史上最高額となる約63億円でモナコへ移籍する。モナコで2桁ゴールをマークし、2014年のブラジルワールドカップで得点王に輝いて一気にブレイクすると、モナコのクラブ史上最高額となる約110億円でレアル・マドリードへの加入を果たす。しかし、マドリードでは思うような出場機会を得られず、去就が注目されている。今夏はミランやユナイテッドなど獲得に乗り出すなど人気銘柄となっており、移籍が実現すると1位に躍り出る可能性もある。

3位:ゴンサロ・イグアイン(1億1985万ポンド)

ユベントスのゴンサロ・イグアイン 写真提供:Getty Images

名前:ゴンサロ・ヘラルド・イグアイン
年齢:29
移籍回数(移籍金発生時のみ):3
主な移籍
・リーベル・プレート⇒レアル・マドリード(2007年1月1日 1020万ポンド)
・レアル・マドリード⇒ナポリ(2013年7月27日 3315万ポンド)
・ナポリ⇒ユベントス(2016年7月26日 7650万ポンド)

 アルゼンチンのリーベル・プレートから約20億円でマドリードに加入したイグアインは2009年夏に加入したカリム・ベンゼマとのポジション争いを嫌う形で、2013年夏に約52億円でナポリに移籍。するとそのナポリではイグアインと入れ替わりでチームを去ったエディンソン・カバーニの穴を埋め、ティフォージから絶大なる信頼をつかむ。2015/2016シーズンにはリーグ戦で35ゴールをあげ、得点王に輝く活躍を見せる。そして昨季はマドリード在籍時から動向を追っていたユベントスにセリエA史上最高額となる契約解除金満額の約117億円で加入、タイトルを求めてセリエAにおける「禁断の移籍」を決断している。

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