プレミアリーグ エバートン

インテル長友、 名門3クラブから移籍先を選択へ。エバートンらが獲得目指す

 インテルに所属する日本代表DF長友佑都がイングランドとドイツの名門クラブから関心を寄せられている。3日、『フットボール・イタリア』など複数のメディアが報じた。

 昨季の長友はリーグ戦先発11試合と十分な出場機会を得ることができなかった。先月ルチアーノ・スパレッティ新監督を招聘し新たな船出を迎えたインテルだが、長友は今季の構想に入っていない模様。夏の移籍が濃厚と見られている。

 長友の獲得に最も積極的とみられるのがチャンピオンシップ(英2部)に所属するクイーンズ・パーク・レンジャーズ(QPR)。左サイドバックの定位置を掴んでいるジェイク・ビットウェルに移籍の噂があり、同選手の後釜として長友獲得を目指していると報じられている。一方、プレミアリーグの名門エバートン、ブンデスリーガ有数の強豪バイエル・レバークーゼンも獲得に興味を示しているという。

 エバートンは今年1月に左サイドバックのバックアッパーであるブライアン・オビエドをサンダーランドへ放出。さらに右サイドバックのアイルランド代表DFシェイマス・コールマンが全治1年の大怪我を負っているため、守備陣の補強が急務となっている。左右両サイドバックのバックアッパーをこなすことの出来る長友に白刃の矢が立った模様。

 レバークーゼンもドイツ代表DFベンヤミン・ヘンリヒス(20歳)、ブラジル代表DFベンデウを有しており、主に両サイドバックのバックアッパーとしての役割を長友に期待しているようだ。