ラ・リーガ バルセロナ

バルサ、メンバーが強すぎて補強困難? SDが「誰も来たがらない」と悩みを吐露

 バルセロナのフェルナンデスSDが、現所属メンバーが充実しすぎて選手獲得が難しいという嬉しい悩みを抱えているようだ。22日、イタリア紙『トゥットスポルト』が報じた。

 フェルナンデスSDは、「現時点でバルサのスカッドが素晴らしすぎて、多くのプレーヤーがバルサに来たがらない。自分の出場時間が少なくなることを危惧してね。我々は最高のプレーヤーを獲得したいが、それが障壁となることもたびたびあるよ。」と述べたという。

 そんななか補強候補として挙がっているのがパリ・サンジェルマンMFマルコ・ベッラッティとアーセナルDFエクトル・ベジェリンだ。ベッラッティは、既にクラブへ退団希望を伝えており、数日中にフェルナンデスSDと会談すると言われている。同選手は、以前バルサへの憧れを口にしており、まさに相思相愛の関係だ。それでも、移籍実現に向けたハードルは高い。依然としてPSGは同選手放出を断固拒否している上、移籍金は1億ユーロ(約120億円)を超えると予想されており、バルサにとっても決して安くない金額である。

 また、バルサ下部組織出身のベジェリンは、今シーズンカンプ・ノウに帰還するかもしれない。スペイン紙『マルカ』がバルサと同選手は個人合意に達していると報じたように、残すはクラブ間交渉のみとみられる。ベッラッティ獲得に多額を費やすことを見越したバルサは、アーセナルとの取引にラフィーニャを含めることを検討しているようだ。出場機会の増加を求めてプレミアリーグ移籍に前向きなラフィーニャの意向も合致している。