代表チーム セリエA

花の都に現れた“バッジョ&ルイ・コスタ”の後継者、フェデリコ・ベルナルデスキとは何者か。プレースタイル、生い立ちを解説 【TRIBE SCOUT】

経歴

2013-2014 クロトーネ(レンタル移籍)
2014-   フィオレンティーナ

 トップチームで背番号32をつけたベルナルデスキだったが、9月に当時セリエBのクロトーネへ武者修行(レンタル移籍)に出ることが決定。そのクロトーネでは主に右ウイングで出場機会をつかみ、公式戦40試合出場14ゴールをマークする。同選手はこの活躍が認められ、1年でフィオレンティーナへの帰還を果たすと同時に、ブラジルワールドカップのイタリア代表メンバー候補として招集される。復帰1年目は9月にセリエA・ヨーロッパリーグデビューを飾ったものの、11月に足首の骨折。シーズンを棒にふる結果に終わる。

 しかし、シーズン終了後に2019年までの契約延長を行うと、2015/2016シーズンから、かつてロベルト・バッジョやルイ・コスタなど偉大なファンタジスタが背負ったヴィオラの10番を身にまとうことが決定。イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』がロベルト・バッジョの再来と謳うなど、さらに国内外からの注目度が高まる。このシーズンから就任したパウロ・ソウザはベルナルデスキの戦術理解度の高さを評価すると、「3-4-2-1」のウイングバックで主に起用し、積極的な守備参加というタスクを与えている。これによってさらにプレーの幅を広げると、今シーズンは主にセンターフォワードの背後でプレーする機会が多くなり、キャリアハイの公式戦42試合出場14ゴールをあげる。
ユベントスやインテルをはじめとする国内からバルセロナ、マンチェスター・ユナイテッドなど国外のビッグクラブまで獲得に興味を示しており、今後の去就に注目が集まっている。

2016/2017シーズン 成績

【セリエA】
出場試合数:32
ゴール:11
アシスト:4

【コッパ・イタリア】
出場試合数:2
ゴール:1
アシスト:0

【ヨーロッパリーグ】
出場試合数:8
ゴール:2
アシスト:1

【公式戦】
出場試合数:42
ゴール:14
アシスト:5






Previous
ページ 1 / 2