セリエA インテル

インテルがピオリ監督を解任。一時は4位浮上も直近7試合で5敗と大失速

 インテルは現地時間5月10日、ステファノ・ピオリ監督の解任を発表した。

 ピオリは昨年11月にフランク・デブールの解任を受けて指揮官に就任すると、すぐに選手からの信頼をつかみ、チームの雰囲気は好転。12月から1月にかけて公式戦9連勝するなど、一時はチームをセリエA4位まで押し上げた。

 しかし、直近のセリエA7試合では2分5敗と大失速。来季のチャンピオンズリーグ出場可能性が完全に消滅したうえにヨーロッパリーグ出場も危うい状況となったため、経営陣が解任に踏み切った。なお、今シーズン残り3試合はデブール解任時と同様に下部組織のステファノ・ヴェッキ監督が暫定で指揮を執る。

 インテルはロベルト・マンチーニ監督、フランク・デブール監督に続いて昨季終了から3度目の監督解任劇となった。今季開幕前に掲げていた「欧州カップ戦の出場権獲得」というノルマは達成できるのだろうか。