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DMMグループがベルギー1部リーグに所属するクラブの経営権を取得。様々な面での国際交流も図る

 日本企業のDMMグループが、ベルギー1部リーグに所属するシント=トロイデンVVの経営権を獲得したことを発表した。15日に同企業が公式発表を行った。

 日本で動画配信事業やオンラインゲーム事業、英会話など、様々な事業を幅広く手掛けているDMMグループ。同企業は、ベルギー1部リーグに所属するシント=トロイデンVVのチーム理念と経営方針に共感したということで、今年6月から同クラブの株式を一部取得していた。そして今回、およそ半年を経て、DMMグループは経営権獲得に関してクラブと完全合意する運びとなり、これを受けて以下のようにコメントを発表している(一部抜粋)。

「これまでクラブが培ってきた歴史はもちろん、現在の躍進を支えるチーム体制に影響をもたらすような、大きな組織変更の予定はありません。国内リーグでの上位定着、世界で戦うチームに導くために、ユース世代の育成や有力な選手の獲得など、DMMが持つネットワーク、行動力を駆使いたします。街と共に歩むクラブとして、シント=トロイデンにも活気をもたらせるよう、経営陣一丸となって一意専心する所存です。日本とベルギーをつなぐ橋渡しとして、スポーツだけではない文化や経済を含めた人的な国際交流を行ってまいります。チームを応援してくださるサポーターの皆様におかれましては、あたたかいご支援を頂戴できますと幸いです」