代表チーム 日本代表

ハリルホジッチ監督、ブラジル、ベルギーとの試合を控え「なにも失うものは無い」

 日本代表監督のバヒド・ハリルホジッチ氏が31日、ブラジル代表、ベルギー代表との国際親善試合を前にインタビューを行っている。

 今回の親善試合はブラジル代表、ベルギー代表と世界でも屈指のレベルを誇る相手との一戦で大きな注目を集めている。代表強化の意味合いが強い今回の試合を前にハリルホジッチ監督は以下のようにコメントしている。

「強い相手と戦う。ブラジル、ベルギーという戦いがこれから始まるわけですけれども、世界でも本当に美しい2チームといわれる国ですよね。まあ、私の中では世界での2強国、ブラジル、ベルギーと捉えています」

「ここまでこのようなタイプのチームとやることはなかったですが、この試合を通して我々が目標であり、目的は我々が日本でやってきたチームは彼らよりも弱小のチームばかりでした。我々はかなりの可能性を向こう(遠征地)で探そうかなと思っています」

「W杯はただ行くだけではない。ブラジル、ベルギーといった国々と同じグループに入るかもしれない。そういう予想で行かなければなりません。準備し無ければなりません。特に自分たちが弱いんだというコンプレックス、それから恐怖を抱いてはいけないということです」

 また、これまで日本代表を中心メンバーとして引っ張ってきたFW本田圭佑、FW岡崎慎司、MF香川真司が招集しなかったことについては以下のように語っている。

「まずは他の選手を選びました。テストをするためです。その選手はパフォーマンスがいい。前回の合宿で評価しなかったです。彼ら本来のパフォーマンスを取り戻すべきです。他の選手よりもいいパフォーマンスを出し続けてくれれば、ここにいるはずです」